子育て

ケンカせずに順番こできる方法は?数字を使うと効果抜群だった!

 

こんにちは、かねまるです。

 

赤ちゃんだと思っていた次男も、いつのまにか口達者な生意気坊主に成長を遂げました。それに伴い、5歳の長男と2歳の次男が口論をすることがホントに増えまして…(;^ω^)

 

なにをするにも長男の真似ばかりな次男。

 

長男が歯磨きをすれば次男も歯磨きをしたがる→どちらが先にうがいをするかで大モメ!長男がおもちゃを取れば、それは自分のものだと次男が泣き叫んだり…

 

とにかく「順番ね!!」と言う機会がめちゃくちゃ増えたわけです(´-ω-`)

 

「お兄ちゃんなんだから」は魔法の言葉?

 

兄弟間の順番争いでケンカに発展した場合、2つのことが頭をよぎります。

 

  • 『次男は2歳のイヤイヤ期だから絶対あきらめない』
  • 『長男は5歳なのだからできれば次男がイヤイヤ期だということを理解してほしい』

 

その結果、「お兄ちゃんなんだから順番譲ってあげたら?」という言葉を口に出したくなっちゃうわけです。

 

特に外出先で、次男が順番争いの結果ギャーギャー泣き叫んだ時なんかはもう一刻も早く静かにさせたいですから。長男が諦めてくれたらな…って思うことも何度もありました。

 

確かに「お兄ちゃんなんだから…」という言葉を頻繁に使っていると、言われた本人は「自分が我慢することは当たり前のことなんだ」と思うでしょうだけど同時に、『自分の意思』を失うきっかけになる可能性もあります

 

もちろん「お兄ちゃんなんだから」という言葉で責任感が生まれたり、弟や妹を大切にするようになる子もたくさんいると思います。

 

しかし、うちの長男の場合は「なんで自分が我慢しなければならないのか?」と悔しい気持ちを抑えて泣く泣く我慢するタイプ。

 

だから、「お兄ちゃんなんだから」は絶対言わないようにしている言葉ナンバーワンです

※その他人を心を傷つける言葉はもちろん論外。

 

「お兄ちゃんなんだから」は魔法の言葉です。ただし、子供の性格によって良くも悪くもなる危険な言葉かもしれません。

 

子供自身が自分で「僕はお兄ちゃんだから…」と言うのはめっちゃ可愛くて微笑ましいですけどね(*´▽`*)

 

順番争いに効果があったこと

 

うちの場合は次男がまだ2歳(もうすぐ3歳)なので、下の子がそれ以上(もしくは以下)の場合に効果があるかはわかりませんが、私がやっている順番争い制止法を1つご紹介します。

 

ずばり数字を使って楽しみながら順番こ作戦!です。

 

2歳といえば、数字を数えたりするのが楽しい時期ですよね。例えばおもちゃの取り合いをしていたら、「じゃあ60秒まで数えたら交代していこー!」ってちょっとテンション高く提案。一緒に数字を数えたり数字の歌を歌ったりして楽しく待ちます。

 

普通に数えても楽しんでくれない場合は、ふざけるのが得意なママでああれば、体を張って1秒ごとにポーズをかえてみてもいいかもしれません。

 

最初は親が介入する必要がありますが、だんだん子供たちだけで「〇〇秒経ったら交代してくれる?」って解決していってくれるようになりました。

 

※速いスピードで数えているのを見かけたら、「ズルするんだったら100秒にするよ~(^^♪」って口を出してます(笑)

 

我が家の場合、数字を使って楽しみながら順番こ作戦を実行するのは、おもちゃの順番争い時・料理の手伝いで卵を混ぜるときなど。「10回グルグルしたら交代ね~」ってかんじでやってます。

 

どっちが玄関の鍵を開けるか?でもよく大モメしていましたが、開ける役と閉める役で役割を決めるようになってからケンカはなくなりました子供たちで役割を決めさせるとまたモメるので、親がその日その日で決めることをおススメします

 

…そんなんでモメてるのうちだけか(´-ω-`)笑

 

うがいや手洗い、ドライヤーなどの1回で終わることは完全に「早い者勝ち」です。そんなしょうもないことでモメる時期も今だけかと思うとちょっと寂しいくらいですね。

 

それでも順番争いでケンカしてる場合

違う遊びを提案したりしても2人ともギャーギャー叫んでいたり泣いていたりする場合は、ケンカの原因になっているものを片付けます。完全になかったものとします。

 

おもちゃは楽しく遊ぶためにあるものなので、ケンカになったらそれはもうおもちゃではない!と子供たちに説明。時間が経って仲良く遊べるようになった頃に、「仲良く遊べるならさっきのおもちゃ返すよ。」と宣言。

 

我が家の場合、大抵この方法で再度ケンカに発展することは今のところありません。

 

子供の意思を大切にしたい

 

私は育った環境のせいもあり、気持ちを言葉にすることができない幼少期を過ごしました。小学校高学年になってから、ようやく友達や周りの人に自分の意見を言えるようになりましたが、親(とくに父親)には自分の意見を言うなんてもってのほか。常に親の顔色をうかがい、機嫌をとることに努めていました。

 

親になった今、子供には自分のような思いはさせたくありません。家を居心地の悪い空間にしたくないので、なんでも言える環境にしてあげたいといつも思っています

 

意思を持つことの大切さ・意見を言えない苦しさは身をもってわかっています。兄弟間でのおもちゃの取り合いひとつでも、長男が「自分はこのおもちゃを譲りたくない!」という意思を伝えてくれることをうれしく思います

 

ただ、「イヤイヤ期がどういうものなのか?」など、長男に知っていてほしいことはきちんと教えているので、長男自身が自分で考えて「今回は譲ってあげる」と言うことも多々あったりなんかして。

 

そういった時は「ありがとう」と素直に感謝(*^_^*)その言葉を次男も聞いているので、次男も「ありがとう」と言うし、自分から「どうぞ」も少しずつできるようになってきました。

 

なにごとも自分の意思で行動する。間違ったことをした時は、怒る前に、注意する前に、まずお話。まだ2歳であっても意外とわかってるんですよね。

 

真剣な話(ケンカの仲裁時など)であればあるほど、目を見て向き合ってお話すると、子供がきちんと意思を持っていることを実感するんです。「ケンカばかりでうるさいなぁ」ってイライラしていた気持ちも吹っ飛ぶような。

 

子供の意見にきちんと最後まで耳を傾ける大人でありたいので、これからも話をすることを怠らずしっかり向き合えていけたらな~と勝手に思っています(;^ω^)

 

長くなってしまいましたが、今のところ、順番争いでケンカ→2人に話を聞く→数字を楽しく数えて待つの繰り返し→おもちゃに飽きる…で落ち着いています(笑)

 

兄弟ケンカにへとへとなママやパパ、一緒にゆるっと乗り越えましょう(*´▽`*)

 

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最後までお読みいただきましてありがとうございました。