5月3日・4日・5日の3日間、朝9時からNHKで放送されていたおしりたんてい。「う○こ(ドリル)」だの「おしり(たんてい)」だの、お下品な言葉で子供の心をつかんでるだけで、どうせたいした内容じゃないんでしょ?と言いたいところですが、この3日間おしりたんていを子供たちと一緒に観てみると・・・これがなかなか面白い。
おしりたんていを観たあとはこどもの日ってことで動物園へ。そしてその帰りにおしりたんていの本を買っちゃいました。←単純
買いたてホヤホヤなので熱が冷める前に内容レポしておきます。
おしりたんていのあらすじは?
おしりたんていのもとに1本の電話がかかってきました。電話の相手が言うには、お店のおかしが全部盗まれてしまったようです。これはおしりたんていの出番です。まずは電話の相手と待ち合わせをすることになりました。相手はリボンが目印だと言っていましたが・・・さぁ、この中の誰が電話の相手でしょう。
と、開始早々引き込まれる内容でした。この1冊で犯人を捜しだすというストーリー仕立ての謎解きですね。とはいっても4歳くらいからでも答えを出せるようになっているのでそこまで難しくはありません。←私より5歳の子供が答えを出すのが早かったですが。
おしりたんていの口癖は「フーム、においますね」。このように、おしりとかかったようなセリフがあったり、なにより犯人を追いつめた時のおしりたんていによるププッとするような一撃が面白い。迷路・探し絵・推理、子供の大好きがちゃんと詰まっています。
おしりたんていの魅力って?
主人公のおしりたんていの意外性
おしりといえば下品という勝手なイメージを持っていませんか?←そんなことはありません。
このおしりたんてい、実はとっても紳士!紅茶とスイートポテトを好む、レディファーストな探偵なんです。「おしりのキャラクター?!なんと下品な!」と言ってしまいがちな人の考えを覆してくれるキャラクター設定です。下品なのは犯人を懲らしめる時だけ!
絵がかわいい
何度も見返したくなるような可愛さです。絵には好みがあるので人それぞれですが、絵の描き方や雰囲気、そして色使いまで私の心を捉えました。←子供のために買った絵本ですが・・・
色んな意味の面白さ
おしりたんていのストーリーは簡単すぎず難しすぎず、4・5歳の子供にちょうどいい内容だったと思います。淡々と終わってしまうのではなく、おしりたんていの犯人をこらしめる一撃のページで子供たちは大盛り上がりするし、起承転結がしっかりしていて見応えのある1冊でした。上にも書いたように、おしりにかかったセリフがさりげなくあったり、大人もププッとしてしまいました。
隅々まで楽しめる絵本
普通の絵本であればたいてい表紙の裏などは真っ白なページになっていますが、おしりたんていでは本来そういったページに、おしりたんていのプロフィールやニュース新聞などが書いてあります。ちょっと得した気分といいますか、「おぉ~!」と思っちゃいました。
文字を読めるようになった子供って、こういうさりげないページを読むのが好きだったりします。「おかあさん!こんなところまで読めたよ~!」とテンション高く報告してくるやつです。
おしりたんていはシリーズたくさん?!
おしりたんていの絵本(4・5歳向け)は現在6冊、おしりたんていの読み物(小学校低学年向け)は現在6冊ポプラ社から発売されているようです。絵本は1300円+税でちょっと高め。読み物は980円+税なので、読み物の方が値段が安いです。
親子そろっておしりたんていにハマった!
うちの場合は先におしりたんていのアニメを観てハマったのですが、絵本は絵本で読んでも見るだけでも楽しかったので、徐々におしりたんていシリーズを集めていくことになりそうです。
おしりたんていのアニメは残念ながらあの3日間だけだったようですが、ぜひぜひ毎週放送してほしいですね。しばらくは絵本や読み物でおしりたんていを楽しみます。絵本の謎解きは子供が答えを覚えてしまったので、勝手に違う問題を出して1冊をとことん使い倒そうと思います。
おしり大好きなお子さんにおすすめ、「おしりたんてい」のレポでした!
amazon
楽天