出産

牛みたい?!フリースタイル出産を選んだ私の陣痛~出産レポ♪

新生児

 

こんにちは、かねまるです。

 

フリースタイル出産を選んだ私の、詳細!一人目出産レポを記録しておきます♪これから出産を控えている妊婦さんたちの参考になれば幸いです。

 

フリースタイル出産♪一人目の陣痛~出産レポ

新生児

 

 

嬉しくてたまらなかった初めての妊娠。赤ちゃんにはやく会いたいなぁ思う反面、大きくなるお腹とともに、出産という未知の世界が近づいてくる恐怖心も増していきました。

 

赤ちゃんに会えるのになぜ恐怖心を抱くのか?

 

だって出産の痛みを例えると、鼻からスイカって言うじゃないですか。そんな痛み体験したことないからです。「私ももうすぐ鼻から・・・?」と考えると、恐くて眠れない日もありました。【出産 痛くなかった 体験談】などで検索して、朝まで出産経験者のレポブログを読み漁った日も。

 

 

出産未経験者 → 赤ちゃんに会いたい。けど、出産がこわい。

出産経験者  → 出産はこわい。けど、赤ちゃんに会いたい。 

※すみません、個人的なイメージです。

出産をしたことがない場合、産んでからのことはまったくの未知の世界です。どんな過程を経て、立つようになったり喋るようになるのかも、なんとなくしかわかりません。

 

だから、ハッキリと現実的な想像ができるのは出産までです。我が子は可愛いだろうという想像はできても、「我が子は可愛い」という経験をしていないので、やっぱり育児のことまでは考えにくいのです。だから、目に見えている、出産という行き止まりのような高い壁に恐怖心を抱くのではないでしょうか。

 

一方、実際に我が子を産み育てたことがある場合、その子の成長や育児の大変さなど、出産後のことを現実的にしっかりイメージすることができます。そして、出産の痛みの先に待っている幸せをよ~く知っているので、出産の恐怖心に支配されることが少ないのでは?と思います。

 

・・・すみません語りました。出産レポ始めましょう。

 

出産当日の詳細

 

出産時期と妊娠周期【2012年秋、妊娠38週と5日目】

 

午前7時30分

起床。準備する。

 

午前8時30分

妊婦健診へ行く。子宮口を確認してもらうと「まだ2センチ。この感じだと生まれるのは明日か明後日かな。」とお医者さんに言われる。

 

午前12時

帰宅するも、なんだか腰が痛い。そして増してくる痛み。まさかコレは陣痛なのでは?ドキドキして陣痛の間隔を紙に書いていく。3分になったり、7分になったり。長くなったり短くなったりを繰り返す。陣痛の間隔って、10分くらいから始まってだんだん短くなるっていうし…我慢しよう。

 

午後15時13分

感覚が定まるのを待つも、1分だったり5分だったりで、産婦人科に電話するタイミングがわからずここまで耐える。だけど、痛すぎて痛すぎて痛すぎて!!限界だと感じ、這いつくばりながら産婦人科に電話する。「入院準備持って今からきてください」のGOサイン。急いで向かう。

 

午後15時40分

産婦人科到着。裏口から入ると、看護師さんに「はい、これ書いてね~」…紙に住所や氏名などのサインを求められる。陣痛の痛みが消えた瞬間に猛ダッシュで書く。冷静になった今なら、出産前にサインしなければならないことはわかる。わかるけど!当時は本当に辛かった。。。

 

午後15時50分

分娩室で先生に子宮口を見てもらう。7センチ。入院が決定する。

 

午後16時00分

入院する部屋に通される。ダッシュで前開きパジャマに着替える。「いきみたいー!ってなったらナースコールしてください♪」と言って看護師さん退室。退室から1分もせずにナースコールを押して、「いきみたいー!」って叫びました。

 

午後16時05分

分娩室に入る。陣痛の間隔は1分くらいになっていました。普通の分娩台も置いてありましたが、私はフリースタイル出産を希望していたので、分娩台の近くにある一段上がったような4畳ほどのスペースへ。床は一面やわらかいクッションマットになっており、ひざを立てても痛くありませんでした。

 

私はまずバースクッション(大きいクッション)にしがみついて痛みに耐えました。助産師さんからバースクッションの前にぶら下がっているロープ?綱?みたいなのを持つようにアドバイスをいただきましたが、しっくりこず、バースクッションにしがみついていました。

 

分娩室に入ってから、不思議といきみたい感覚がなくなり、痛みだけに集中できました。オルゴールの音に癒されつつ。

 

午後16時20分

助産師さんに「赤ちゃんが降りてきやすい体勢に変えてみましょう」と言われ、言われるがまま四つんばいになる。痛みがくるたびに、助産師さんがお尻を親指で押さえてくれる。このありがたさを痛感するのは2人目の出産の時でした。2人目出産で私は痔になってしまい、とっても苦しんだのです。私は声を大にして言いたい。助産師さん(プロ)がお尻を押さえてくれる。これは非常にありがたいことですよ!!!・・・はぁ。スッキリ。

 

午後16時30分

四つんばいになってからは助産師さんの思惑通りにお産が進み、子宮口は10センチに。「あぁ、こっからが長いんだろうな」そう思っていました。

 

午後16時40分

自分が楽な横向きの体勢になる。痛みに黙々と耐える。

 

午後16時50分

助産師さん「赤ちゃんの髪の毛見えたよ~」

私の心の中 (嘘だ~そんな早く出てくるかい!)←信じていない

 

午後16時50分

助産師さん「頭でてきたよ~呼吸変えるよ~。ハッハッハッだよ~」

私の心の中 (この痛みは!!本当にもう出てくるのか!!)←心の準備不足

助産師さん2「誰かー!先生呼んできてー!」←分娩室が急に慌ただしくなる

私の心の中 (呼吸が難しい!「はー…はー…」って振り絞った声しか出ない…)

先生、ようやく分娩室に到着。

私の心の中 (おっそ!来るのおっそ!!!)

 

実際の私 「・・・・・」←痛すぎて無言

 

 

16時55分

長男誕生。ぱちぱちっ

 

そこからしばらくは私の産後の処置をしてもらったり、赤ちゃんを私の胸の上に乗せてカンガルーケアをしました。先生には、「家で陣痛我慢しすぎ!もっと早く来ないと」と注意されましたが、あの時は陣痛の間隔はだんだん短くなる説を信じきっていたので・・・。私のように、陣痛がきても間隔が定まらないパターンもあるので、これから出産を控えている妊婦さんは、どうか陣痛の間隔はだんだん短くなる説を信じすぎないように!

 



産後の余談

 

以上が私の出産レポです。いかがでしたか?病院に着いて1時間ちょっとで生まれたので、スピード安産だったのかなと思います。余談ではありますが、今回の出産には私の母が立ち会ってくれました。分娩室でのカンガルーケアが終わり、個室に移ってから母に「出産に立ち会ってどうだった?」と尋ねると、「牛みたいだった」と笑っていました。

 

黙々と痛みに耐え、黙々と子供を産んだ姿を見て、牛を連想したそうです。産後早々、傷つきつつも笑わせてもらいました(泣)