こんにちは、かねまるです。
わが家の3歳の次男、超偏食。
食べれるものは、米・食パン・うどん・柔らかい焼き肉用の肉・焼き鳥のハート・鮭・刺身のサーモン・卵焼き・ピザ(チーズ以外の具なし)・せんべい・チョコ…
ざっと思い出してもこれくらい。
野菜?もちろん食べません(;^ω^)
イヤイヤ期が始まる1歳半までなんでも食べていた次男。「それイヤ!」が始まり、日に日に食べるものが減っていきました。
「2歳になって落ち着いたらきっと食べるようになる。」
そう信じてやってきたのですが、3歳になった現在も食べないまま。
6歳の長男はイヤイヤ期が終わってからは好き嫌いせずになんでも食べるようになったので、あまりの差に啞然とするしか…(´-ω-`)
周りからは私の料理の仕方が悪いからだと決めつけられ、なんだかもうショックの嵐。
偏食すぎる次男の健康と成長が心配で仕方ないので、前々から気になっていた肝油ドロップを試しに注文してみることにしました。
肝油ドロップってなんだろう?
肝油ドロップにはいくつか種類があるのですが、今回は私が注文した『ビタミンC肝油ドロップ』のことから。
ビタミンC肝油ドロップは、
- 野菜不足が気になる人
- 読書やテレビ、パソコンを観る時間が長い人
- 肉や魚をバランスよく摂れていない人
におススメの栄養補助サプリメントのようなものです。
肝油ドロップの“肝油(かんゆ)“とは?
肝油といえば、タラやサメなどの肝臓から抽出した油のこと。ビタミンAやDをたくさん含んでいるので、栄養補助のために昔から用いられていました。
現在の肝油ドロップは、肝油と同等のビタミンAやビタミンDをゼリーの中に混ぜ合わせて製造しているということで、昔のような“肝油”ではなく科学的に合成したビタミン類からつくっているようです。
1粒あたりの栄養成分
- 熱量:3,8kcal
- たんぱく質:0,0g
- 脂質:0,0g
- 炭水化物:0,9g
- ナトリウム:0,2mg
- ビタミンA:200μg
- ビタミンC:25mg
- ビタミンD:1,7μg
※熱量とは、人間が内蔵や体を動かすために必要なエネルギーのこと。
ビタミンC肝油ドロップはどんな効果が期待できる?
ビタミンC肝油ドロップがビタミンA・ビタミンC・ビタミンDの入った栄養補助剤なのはわかったけど、具体的にはどんな効果があるのか?
その部分をまとめてみたいと思います(*^_^*)
夜盲症の予防ができる!
夜盲症とは暗い場所で目が見えにくくなる病気のこと。明るい場所からいきなり暗いところに行くと、しばらくは真っ暗で何も見えない状態になりますよね。だけど、時間が経てばだんだんと周りが見えるようになります。
夜盲症を患っている場合は、ずっと見えない状態が続くのです。※わずかに見えたり、数時間経てば見えるというケースも。
ビタミンC肝油ドロップには、目に良いとされるビタミンAがたくさん含まれているので、夜間の視力の維持を助けてくれます。また、目の乾燥を緩和する効果も!
- 目の健康維持
- 粘膜や皮膚を健康維持
- 免疫を正常に保つ
などなど…
骨の形成を助けてくれる!
子供の歯や骨の形成に大事なのがカルシウム。そのカルシウムの吸収を高めて促進してくれるのが『ビタミンC肝油ドロップ』に含まれているビタミンDの役目です。
歯や骨の成長を促してくれるだけでなく、ビタミンDは『ガン』『糖尿病』『インフルエンザ』の予防に繋がることや、『自閉症』『妊娠しやすい体づくり』にも効果があるかもしれないことがわかってきました。
- 骨や歯を丈夫にする
- 免疫力を高める
- 骨粗鬆症や動脈硬化などの予防
などなど…
風邪を引きにくくする体づくりができる!
ビタミンC肝油ドロップには、『ビタミンA』『ビタミンD』だけでなく、名前の通り『ビタミンC』も含まれています。比較的馴染みのある栄養素かもしれませんね。
ウイルスの侵入を防いでくれるので、風邪をはじめとするさまざまな病気から細胞を守ってくれる役割をしてくれます。回復を早めてくれる効果も。
また、ビタミンCは人間の病気や老化の原因になるとされている“酸化”に対抗する働きのある“抗酸化作用”を持つ栄養素でもあります。
- 風邪などの病気や老化から体を守る
- 貧血の予防
- 肌荒れを防ぐ
などなど…
肝油ドロップは何歳から?
肝油ドロップは1歳から食べることができます。しかし、小さいお子さんの場合、肝油ドロップを上手に噛むことができません。
うまく食べることができずに喉に詰まらせる危険も。ですので、もし小さなお子さんに肝油ドロップをあげたい場合は、お子さんに合わせて小さく切るか、事前に細かく切ってなにかに混ぜたりして工夫してあげると安心ですね。
カワイ製薬さんも「よく噛んでお召し上がりください」と、舐めるのではなく大人も子供もよく噛んで肝油ドロップを食べるように推奨されています。
超偏食でも肝油ドロップを食べることができた?
一番肝心なのが、超偏食の3歳の次男が肝油ドロップを食べられるのか?ということ。
6歳の長男は肝油ドロップを気に入ってくれていて、「飴とグミを合わせたかんじ。味もおいしい。」と喜んで食べてくれています。
※ビタミンC肝油ドロップはオレンジ風味です。手で押すと固い。歯で噛むと一噛み目はグニュっと歯にくっつくような感覚です。ガムキャンディーっぽいかな?
そんな長男の姿を見たからか、次男は肝油ドロップを口には入れないものの、爪楊枝で刺してペロペロキャンディーのように舐めております(;^ω^)
半分くらいの大きさまで舐めたら私に「はい。」と渡してきます。※はじめはゴミ箱に捨てていたので、注意したら私に渡すようになりました(笑)
うん。食べないよりマシ。半分ぶんの栄養は吸収してくれているはず。
ということで、一応!食べることができました。苦笑
追記(2019年1月16日):今ではすっかり食べられるようになり、1日に何粒も食べたがるほどになりました(*´▽`*)もちろん1日1粒を守っています(笑)
1缶でどれくらい持つの?
『ビタミンC肝油ドロップ』には100粒入りの缶と、300粒入りの缶があります。今回私が購入したのは300粒入りの缶なので、子供が1日1粒食べたとすると300日間毎日肝油ドロップを食べることができますね。
つまり、300粒入った缶を購入しておくと約10か月食べ続けることが可能。※1日1粒の場合
ちなみに我が家は長男と次男に1粒ずつあげているので1日2粒なくなっていきます。ですので5か月ほど経過したらまた新たに注文する必要がありそうですね(*´▽`*)
肝油ドロップを購入する前に知っておくべきことは?
甘くておいしい肝油ドロップ。大人も子供もついつい「もう一個!」と手を伸ばしてしまいそうになるのですが、肝油ドロップは1日に何粒も食べていいものではないのです。
一体どういうことなのでしょうか?確認していきましょう(`・ω・´)
妊婦さんを含むお医者さんにかかっている人は特に注意!
現在お医者さんにかかって治療中の方・妊娠を希望している方・妊娠3か月以内の妊婦さんは、自己判断で肝油ドロップを利用せずにお医者さんまたは薬剤師さんに相談するように注意書きに明記されています。
ビタミンAやビタミンDの過剰摂取は新たな問題を引き起こす可能性があるのです。
妊娠3か月前から妊娠3か月までの間にビタミンAを過剰摂取した場合、生まれてくる赤ちゃんに先天性異常の割合が上がると報告されています。
必見!用量・用法を守って正しく飲まなければならない
肝油ドロップの食べすぎは、栄養素の過剰摂取となり“皮膚のかゆみ”や“嘔吐”などの副作用が出る可能性があります。
それだけではありません。過剰摂取したビタミンは貯蔵され蓄積されていくのです。
例えばビタミンAの過剰摂取は、頭痛・食欲不振・急性中毒などの副作用が。ビタミンDの過剰摂取では、腎不全・高カルシウム血症などの恐ろしい副作用が起こる可能性があります。
そこで!肝油ドロップにはきっちり1日1~3粒までと用量が決められています。
お子さんが自分で肝油ドロップを食べる場合は、「何個食べたっけ?」とわからなくなる危険もあるので、1日1粒と決めておいたほうが間違いが起こりにくいですよ。
大人でれば1日2粒くらいまでが安心ですね。
目的に応じて肝油ドロップの種類を選ぼう
肝油ドロップには種類があります。今回私が購入したのは『ビタミンC肝油ドロップ』でしたが、肝油ドロップには他にも種類があるんですよ。
カルシウム肝油ドロップ
『カルシウム肝油ドロップ』は、『ビタミンC肝油ドロップ』の栄養素として入っている“ビタミンC”がなくなり、“カルシウム”が10mg入ったメロン風味の肝油ドロップです。
牛乳や小魚を食べないお子さんにピッタリの肝油ドロップですね。※1日1~3粒が目安。
カワイビタミンECドロップ
『カワイビタミンECドロップ』は、ビタミンA・ビタミンD・カルシウムの栄養素が入っていないかわりに、”脂質”が0,03gと“ビタミンE”が23mg入っているグレープフルーツ風味の肝油ドロップです。
美しい肌を保ちたい女性の味方であり、いつまでも若々しくありたい方にもオススメです。
抗酸化作用で細胞の健康維持を助けてくれます。こちらは1缶180粒入りのみの販売となるようです。※1日2~6粒が目安。
カワイ肝油ドロップS
こちらは薬局でも買うことができる指定第二類医薬品の肝油ドロップです。『カワイ肝油ドロップS』は、“ビタミンA”が4,000国際単位と“ビタミンD”が400国際単位配合されたバナナ風味の肝油ドロップです。
発育期や老年期、また目の乾燥が気になる方に。
カワイ肝油ドロップSは、1歳以上15歳未満は1日1回1粒、15歳以上は1日1回2粒と決まっています。
肝油ドロップを使いながら偏食の改善を!
超偏食の次男との生活はなかなかのストレスです。体が心配なのはもちろんのこと、食べさせなければというプレッシャーや、一生懸命工夫して調理したのに口にも入れてくれずに「こんなのいらない!まずい!」と言われてしまったり…。
無理やり口に入れることはできないし、どんなに楽しく優しく食べるように促したって食べてくれない。結局また作り直す毎日。
これは、偏食のお子さんがいるパパやママにしかわからない辛さです。実際私もなんでも食べる長男がいるので、その時はまだ偏食の子供との24時間がこんなにしんどいなんて想像もしなかったし…(´;ω;`)ウゥゥ
周りからの「お母さんがちゃんとしてないから」という圧力なんて、言われすぎてもはやどうでも良くなってきました。心の中で「なにも知らないくせにまた言ってらぁ~(´-ω-`)」なーんて生意気なことをつぶやいてます。
もちろん、子供に食べてもらうことを諦めたわけではありません。これからも今まで同様ストレスにならない程度にちゃんと工夫して調理していくし、ほんの少しでもかじれた日には拍手しまくって褒めちぎりますよ(*´▽`*)笑
ちなみにほんの数日前、唐揚げが食べられるようになりましたよ。長男の時は当たり前のことだったのに、すっごくすっごく嬉しかったです。
いつかなんでも食べてくれるように、肝油ドロップでちょこっと安心させてもらいつつ、偏食改善のためにこれからも頑張っていきますよ~!
同じ悩みを抱えているパパやママ、一緒に頑張りましょう!!!
最後までお読みいただきありがとうございました(*´▽`*)