絵本が大好きなお子さんを持つご家庭には、五味太郎さんの絵本が1冊はあるのではないでしょうか?五味太郎さんは400冊以上の絵本を世に出している絵本作家であり、作詞家でもあります。
私は五味太郎さんの絵本が大好きです。特に、五味太郎さんの絵がとっても大好きで、いつか玄関のニッチに五味太郎さんの絵を飾るのが小さな夢だったりします。
今回は、五味太郎さんのらくがき絵本という本をご紹介したいと思います。らくがき絵本は普通の絵本ではありません。名前の通りにはなりますが、落書きできる絵本なんです。
らくがき絵本との出会い
私が五味太郎さんのらくがき絵本に出会ったのは、私が4歳の頃でした。母が2歳上の姉と私、それぞれにらくがき絵本をプレゼントしてくれたんです。らくがき絵本を開くと、とっても楽しい気持ちになったことをアラサーになった今でもちゃんと覚えています。
らくがき絵本ってどんな絵本?
らくがき絵本でまず驚くのがページ数!なんと368ページもあるんです。絵を描くことが大好きな子供であれば、確実に長く楽しむことのできる絵本です。絵はとってもシンプル。さすが、描くことがメインのらくがき絵本です。
内容は、ひとの顔がドンと描いてあって、「かみのけをかきましょう」などのお題が添えられていたり、無地の服を着た人の絵があって「いろを塗りましょう」などなど。シンプルな絵と短い文章が書かれてあり、3歳くらいの子供さんにもとてもわかりやすいものとなっています。文字が読めない子には、親が文章を読んであげましょう。
私の母がやってくれたように、姉妹1人1冊らくがき絵本をプレゼントして、姉妹並んでらくがき絵本をするというやり方も素晴らしいと思います。らくがき絵本は、想像力を駆り立てて頭の中のイメージを絵にできる最高の1冊だといえるでしょう。
らくがき絵本の良いところって?
らくがき絵本は良いところたくさん。お題を読んで自分の考えた絵を描く楽しさはもちろんのこと、他にも面白いところがあるんですよ~!
長期間楽しめる!
上にも書いたようにページ数がたくさんあるので長い期間楽しむことができます。私は4歳の時にらくがき絵本をプレゼントされてから、最後のページまでいくまでに3年はかかりました。らくがき絵本は姉と一緒にやると決めていたので、毎日やりたくてもできませんでした。しかし、そんな時は1ページ1ページ眺めて「このページはこういう風に描きたいな」と想像するだけでもワクワクして楽しかったです。
後で見返すとすっごく面白い!
長期間使えるので、最初のページを見返すと子供ながらに「4歳の時は髪の毛の描き方がおかしい!」と昔の自分の絵を見て笑ったりできます。ページが進むにつれて絵が上達してくるのがわかるのです。絵の変化って、子供本人から見ても親から見ても面白いんですよね。1冊の本で絵の成長を楽しむことができるって最高です。
宝物になる!
らくがき絵本は、自分のアイデアが詰まった世界に1冊しかない宝物になります。私はらくがき絵本を描き終えてもたまに眺めていましたし、らくがき絵本を真似た絵とお題を自分で紙に描いたりもしていました。全ページ描き終えたあともらくがき絵本は変わらず宝物だったんです。大人になった今でも手の届くところに置いており、疲れた時などに癒してくれる、なくてはならない存在になっています。
時代が変わってもらくがき絵本は愛され続ける
らくがき絵本は1990年から現在まで変わらず絵を描くのが好きな子供から大人にもで愛され続けています。実際、私がらくがき絵本を大好きだったように私の子供たちもらくがき絵本が大好きです。親子そろってらくがき絵本に魅了されています。
値段は2500円近くするので、本にしては高い!と躊躇される方が多いようですが、私は上記のことから値段以上の価値があると思っています。五味太郎さんのらくがき絵本。絵を描くのが大好きなお子さんには、絶対おススメしたい1冊です。案外、大人がやっても面白いですよ。
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らくがき絵本パートツーもあります。らくがき絵本が終わったら是非。